児童発達支援プログラムの公表について
- 有限会社 ほほえみ
- 2024年6月3日
- 読了時間: 5分
更新日:2月27日
令和6年4月1日
こはる(指定番号 2759120195)
こはるび(指定番号 2759120385)
当法人の放課後等デイサービス・児童発達支援は以下の5領域について個別支援計画を作成し、個人ごとの児童発達支援プログラムを作成しています。
① 健康・生活
(a)健康状態の把握
健康な心と体を育て、自ら健康で安全な生活を築くための支 援を行います。健康状態の定期的なチェックと必要な対応を行う際には、意思表示が難しい子どもの障害の特性や発達の過程・特性を考慮し、小さなサインから心身の異変に気づけるよう、細やかな観察を行います。
(b)健康の増進
睡眠、食事、排泄など基本的な生活のリズムを身に付けられるよう支援します。また、健康な生活の基本 となる食事の力を育て、口腔内機能や感覚などに配慮しながら、楽しく食事ができる環境を整えます。さらに、病気の予防や安全にも配慮します。
(c)リハビリテーション の実施
日常生活や社会生活を充実させるために、それぞれの子どもに適した身体的、精神的、社会的な訓練を行います。
(d)基本的生活スキルの獲得
清潔な身の回りや食事、衣類の着脱、排泄などの基本的な生活技能を獲得できるよう支援します。
(e)構造化等により生活環境を整える
さまざまな遊びを通して学習できるよう、 生活環境を整えます。また、障害の特性に配慮し、時間や空間を本人に分かりやすく構造化します。
②運動・感覚
(a)姿勢と運動・動作の基本的技能の向上
日常生活に必要な動作の基本となる姿勢保持や上肢・下肢の運動・動作の改善・習得、関節の拘縮や変形の予防、筋力の維持・強化を図ります。
(b)姿勢保持と運動・動作の補助的手段の活用
姿勢の保持や各種の運動・動作が困難な場合には、様々な補助用具や姿勢保持装置などを 活用し、これらを行う能力を支援します。
(c)身体の移動能力の向上
自力での身体移動や歩行、歩行器や車いすによる移動など、日常生活に必要な移動能力の向上を支援します。
(d)保有する感覚の活用
保有する視覚、聴覚、触覚などの感覚を十分に活用できるよう、遊びなどを通して支援します。
(e)感覚の補助及び代行手段の活用
保有する感覚器官を用いて状況を把握しやすくするため、眼鏡や補聴器などの補助機器を活用する支援を行います。
(f)感覚の特性への対応
感覚や認知の特性を考慮し、環境調整などの支援を行い、感覚の偏りに対応します。
③認知・行動
(a)感覚や認知の活用
視覚、聴覚、触覚などの感覚を活用して、必要な情報を収集し、認知機能の発達を促します。
(b)知覚から行動への認知過程の発達
環境から情報を取得し、選択し、行動につなげる認知過程の発達を支援します。
(c)認知や行動の手掛かりとなる概念の形成
物の機能や属性、形、色、音が変化する様子、空間・時間などの概念の形成を通じて、認知や行動の手がかりとして活用できるよう支援します。
(d)数量、大小、色等の習得
数量、形の大きさ、重さ、色の違いなどの習得を支援します。
(e)認知の偏りへの対応
認知の特性を踏まえ、情報処理や認知の偏りに対処し、個々の特性に合った支援を行います。また、こだわりや偏食などにも対応します。
(f)行動障害への予防及び対応
感覚や認知の特性から生じる行動、障害の予防や適切な対応を支援します。
④言語・コミュニケーション
(a)言語の形成と活用
具体的な事物や経験と言葉の意味を結び付け、体系的な言語の習得や自発的な発声を促進します。
(b)受容言語と表出言語の支援
話し言葉や文字・記号などを用いて、相手の意図を理解したり、自分の考えを伝えたりする能力を支援します。
(c)人との相互作用によるコミュニケーション能力の獲得
個々に合わせた状況での相互作用を通じて、共同注意などのコミュニケーション能力の向上を支援します。
(d)指差し、身振り、サイン等の活用
指差しや身振り、サインなどを 活用して、環境の理解や意思の伝達を支援します。
(e)読み書き能力の向上のための支援
障害の特性に合わせた読み書き能力の向上を支援します。
(f)コミュニケーション機器の活用
文字や記号、絵カードなどのコミュニケーション手段を適切に活用し、環境の理解や意思の伝達を支援します。
(g)手話、点字、音声、文字等のコミュニケーション手段の活用
手話、点字、音声、文字などの多様なコミュニケーション手段を活用し、環境の理解や意思の伝達を支援します。
⑤人間関係・社会性
(a)アタッチメントの形成
人との関係を築き、信頼関係を基盤として、周囲の人と安定した関係を形成するための支援を行います。
(b)模倣行動の支援
遊びを通じて模倣行動を促し、社会性や対人関係の発達を支援します。
(c)感覚運動遊びから象徴遊びへの支援
感覚運動や象徴遊びを通じて社会性の発達を支援します。
(d)一人遊びから協同遊びへの支援
一人遊びから協同遊びへの移行を促し、社会性の発達を支援します。
(e)自己の理解とコントロールのための支援
自己の行動や感情を理解し、コントロールできるよう支援します。
(f)集団への参加への支援
集団活動に参加できるように支援します。
*PDF版はこちらからダウンロードしてください。

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